数字を追うだけの仕事から解放|物作りへの憧れ

コーヒーを飲みながら、久しぶりにゆっくりできている
5年ぶりの9連休となった2025年のお正月。
今までは会社から与えられた数字を達成するためだけに
朝早くから夜遅くまで、全精力を使い、時間も忘れ、全てを仕事にそそぎ働いた。
定年後、再雇用で2年間働き、その会社には結局40年近くお世話になった、現在は知り合いの紹介で団体職員として働いています。
これまで、懸命に働いて得たのは生活に必要な最低限のお金と人とのつながり、まあ、65才まで生きて来れたのも、仕事をしてきたおかげなので感謝はしていますけど、ときおり、あ〜何も残ってないな〜と。
もちろん、数字を追う仕事には面白味もありますが、達成したあとに残るのは一瞬の喜びと、大きな徒労感!
そんな営業関係の仕事を続け、月日を経て管理職となり、なおさら厳しい数字との戦い。
たまに、外出先とかで、ものづくりをしている人達を見て、面白そうだなー、やってみたいなぁということがちょくちょくありました。
自分は中学生からギターを弾いたり、60才になってから家庭菜園をやったり、暇な時に絵を描いたりと、手先を使うことが好きな人間。
もう他界している父も歯科技工所をやっていた、手先を使っていた人、言ってみれば職人でした。
そんな父の背中を見て育った自分。
そうだよ、物を作るのは楽しいんだ!
ずーと職人的な物を作ることに憧れていた。
なんか、やりたい!
レザークラフトとの出会い
もともと道具を使って何か物を作ってみたいと漠然とぼんやりと頭に浮かんではいました。
一時はパンを焼いたり、家庭菜園に凝ったりもしましたが、どれも作ったものは食べたらなくなる、経験だけは残りますが、時間を使って作った実感がなく、どこか寂しささえ感じでいました。
そんな私が昨年末に偶然レザークラストに出会いました。
たまたま寄ったホームセンターの一角に大きな1メートル以上ある革がドカっとけっこう大量に置いてあったんです。
最初は何?これ? 近寄ってまじまじと眺めました。
その時、あ〜これ使ってなんか作ってみたいなー、と閃いたんです。
それから、周りを見ると、なんとレザークラフト用品がびっしり置いてありました、そのホームセンターは札幌近郊の大麻にあるジョイフルエーケーというところで、看板にも書いてましたが、ハンドメイド関係の商品が全道では一番品揃いがあると!
そこからの私の行動は早かった!
クリスマスから年末にかけてYouTubeを見まくって、初心者に必要そうな道具を選ぶために勉強!
amazon・楽天・レザークラフトの専門ネット通販店でポチりまくり、ひと通りの道具を揃えました、予算には限りがあるので、代用の効くものはダイソーなど100均で揃えたり。
とにかく、早くレザークラフトの手作業がやりたい!!
レザークラフトを独学でやる決意!
基本、今は独学でやっていこうと思っています。
もちろん、人に教えてもらうのが良いのはわかっていますよ。
これまで、ギターやゴルフも独学でやり始めて、やっぱり基本をきっちり習った方が、のちのち上達するということはよーくわかっているつもりです。
ただ、ネットで調べた限りでは、筆者が住んでいる札幌には、自分に合うような教室を探すことができませんでした、ほとんどが数名集まって先生に教わる感じになるので、他の人達とのタイミングとか習得具合に合わせることになるのはツライなぁと思い、諦めました。
でも、お気づきかと思いますが、今はYouTubeとかインスタでとっても有益な情報が満載で、それを計画立ててしっかり勉強すれば、わざわざ時間をかけて教室に通って他の方に気を使いながら教わる必要はないなと感じたんです。
レザークラフトの世界は甘くない!

レザークラフトの世界って甘くないんですよ、きっと。
いや、まだわかりませんが、多分そうです。
いろんな階層の人たちがレザークラフトの作品を世に出して販売したり、ただの趣味でやっていたり。
長年の経験で素晴らしい品質の作品を作っている人や、新進気鋭の作家さんがアイディア一発で独創的な作品を作っていたり、初心者が稚拙な作品をメルカリとかで販売したりなど、異種混合で多様化した世界が展開されているのは十分想像できるんですよね。
そんな中、私みたいにノリで「レザークラフトに閃いた」なんて呑気に言っている時点でもうお前は終わっている!…….とならないように、これから頑張っていくつもり!
やり方はいろいろ千差万別。
これから真剣にレザークラフトと取り組もうとしたら、X、インスタ、YouTube、facebook、mixi2などSNSを活用して、自分の作品をしっかりマーケティングすることが必要。
本ブログを通して、ゼロから独学ではじめるレザークラフトを発信していこうと思っています。
数年後、人さまに価値を提供できるような作品を作ることができるよう、コツコツと作業していきます!